目から見えにくい障害

久しぶりの更新です。リハビリテーションに携わっていますと、よく《目から見えにくい障害》を持った方とお会いする機会が多くあります(経験上気がつくことも多い)。具体的には一見、健康そうに見えるのですが、目が見えなかったり耳が聞こえなかったりする方から高次脳機能障害を患ってうまくものが使えなかったり、十分にコミニュケーションを取れない方まで様々です。

 

外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が周囲の方に配慮を必要としてしていることを知らせる目的で、現在は写真の赤色に白十字が記載されている「ヘルプマーク(右)」が普及し始めています。ちなみに石川県では県障害福祉課や各市町障害者福祉主管課でストラップの交付を受けることが出来ます。

 

先日ニュースになっておりましたが、このヘルプマークに答えるように静岡県の小学生が「逆ヘルプマーク(左)」を考案し、実用化に向けて取り組みが行われている記事がありました。このマークは「協力が必要な時は声をかけて」という気持ちを示すマークでまさに逆転の発想から生まれた支援方法だと思います。

 

このような取り組みがもっと普及すれば、いろんな方が暮らしやすい社会になると思える。ちょっとほっこりしたニュースで素敵ですね。