薬の錠剤の形について

訪問看護業務の中で、服薬管理を担う事がよくあります。その薬の錠剤には丸型がほとんどですが、どうしてかとふと疑問に思い調べてみました。

    調べたところによると、第一には、角があるとそこから欠けやすく保存性に難点がある。第二には、丸型は喉にひっかかりにくく飲みやすい。第三には、錠剤に味付けのコーティングをする時、丸型だとまんべんなく味をつけやすいのだそうです。

    普段何気なく見たりしていることでも、改めて理由を知ると、「なるほど!」と思いました。

    高齢者の方ほど、飲み込む力が小さかったり、むせたりすることも多いと思います。利用者の皆様には、焦らずゆっくりと薬を飲んで頂けたらと思います。